「TimeTree(タイムツリー)で共有中のカレンダーをスクリーンショットすると、相手に通知が行ってバレるの?」――カップルや家族でTimeTreeを使っているユーザーなら、一度はこんな疑問を抱いたことがあるかもしれません。
プライベートなスケジュールを共有していると、「こっそり画面を保存したのが相手に知られないか?」不安になりますよね。この記事では、そのような疑問に答えつつ、タイムツリーで通知される操作・相手に見られる操作には具体的にどんなものがあるのかを詳しく解説します。
タイムツリーでスクショしたら相手にバレる?
結論から言うと、タイムツリーでスクリーンショットを撮っても相手に通知されることはありません。
タイムツリー自体に、InstagramやSnapchatのような「スクショ撮影を検知して共有相手に知らせる機能」は搭載されていないため、こちらが画面保存してもその事実は相手には分からない仕組みになっています。iPhone(iOS)でもAndroidでも同様に、タイムツリーアプリ内でスクショを撮っても相手に通知が飛ぶ心配はありません。
ただし、スクリーンショットを撮った後の扱いには注意が必要です。たとえ撮影自体は相手にバレなくても、保存した画像を誰かに見せたりSNSに誤って投稿してしまえば、共有カレンダーのプライベート情報が流出するリスクがあります。「タイムツリーには画面のスクリーンショットが撮られたことを通知する機能がない」一方で、「知らない間にスクショされていてもユーザー側では把握できない」ため情報管理に注意が必要です。要するに、スクショそのものは相手にバレませんが、共有している情報の取り扱いには十分気を配りましょう。見られて困る情報は最初からタイムツリーに書き込まないといったルール作りも大切なのです。
タイムツリーで相手にバレる項目一覧
タイムツリーではスクショ以外に、相手に通知が届いたり、操作履歴が相手から見える機能がいくつか存在します。ここでは「どんな操作をすると共有相手にバレるのか」をリストアップし、それぞれ解説します。
その1:予定の作成・編集
タイムツリーが有する最大の特徴は、誰かがカレンダーに予定を追加・変更すると即座にメンバー全員に共有されることです。具体的には、あなたや相手が新しい予定を作成した時、予定の内容を編集した時、あるいは予定を削除した時に、その操作が他の参加メンバーへ通知されます。
例えば上の画像にもあるように、「○○さんが予定を登録しました」というプッシュ通知が相手のスマホに表示される仕組みです。
タイムツリー公式サポートも「予定の新規登録や変更・更新のタイミングでメンバーに通知する」と明言しています。また、予定を削除した場合も同様で、削除操作をすれば共有相手に通知が届く仕様です。
このように、カレンダーの予定に関する追加・変更・削除はすべて相手にバレると考えておきましょう。もし通知を送りたくない場合は、自分専用の非共有カレンダーに予定を入れるといった対策が必要です。
その2:コメント投稿
タイムツリーでは、共有カレンダー上の各予定にコメント機能があります。誰かが予定にコメントを書き込むと、その内容が他のメンバー全員に共有され、すぐに通知が届きます。コメントは言わばグループチャットのような役割を果たすため、メンバーへの伝達が即時反映される仕様です。
たとえば「○○さんがコメントしました: 〇〇に了解です」といった通知が相手に飛ぶので、予定に関する追加連絡や相談ごとは見逃されにくく便利です。
さらに、コメントには「既読」機能も備わっています。自分が投稿したコメントを誰かが読めば、そのコメント欄に「既読」が付き誰が読んだか確認できるようになっています。
LINEのように相手が既読したかどうかが分かる仕組みのため、コメントを書けば相手が読んだかまでバレると言えます。逆に言えば、相手がコメントを読んでいれば自分側からも既読が付くので安心ですが、読まれていない場合は伝わっていない可能性があるため注意が必要です。
その3:リマインダー設定や色変更
タイムツリーには予定ごとにリマインド設定やラベルカラーの設定を行う機能があります。これらの変更自体はコメント投稿などとは異なり、設定を変えた瞬間に相手へプッシュ通知が飛ぶわけではありません。しかし、その変更内容は共有カレンダー上で相手にも可視化されます。
まずリマインダー(通知時間の設定)についてです。予定の作成時または編集時に「予定開始〇分前に通知」といったリマインドを設定できますが、これは基本的に各ユーザーのアプリに対して行われる通知です。リマインドを設定しても「○○さんがリマインダーをセットしました」という通知が相手に届くことはありません。
ただし、その予定の時間が近づいた際には、相手側でも同じタイミングで通知が鳴る可能性があります。要するに、リマインダー設定そのものは相手にバレませんが、設定された通知タイミングになれば結果的に相手の端末にもリマインドが表示されることがあるという点は押さえておきましょう。
次に予定の色(ラベルカラー)変更についてです。タイムツリーでは予定ごとに色分けラベルを付けられますが、色を変更した場合、その変更は共有メンバー全員のカレンダー画面に反映されます。「自分の予定だけ色を変えたい」と思っても、共有カレンダー上では全員に同じ色が表示されるため、色の変更は相手にも見えてしまう操作です。
以上のように、リマインダー設定や色変更といった操作そのものはスクショと同じく相手に即座に知られることはありませんが、結果として相手の画面にもその変更内容が反映される点に注意が必要です。特に予定の色変更はシステム上「予定の編集」に該当するため通知対象となり得ますし、相手が気付かなくても更新履歴やフィードで変更が記録されて残る場合もあります。
まとめ:スクショはバレないが通知機能を理解して安心運用を
タイムツリーでスクリーンショットを撮っても相手に通知されることはなく、バレる心配はありません。この点は公式の情報や多数のユーザーレポートでも明確に示されています。一方で、本記事で解説したようにタイムツリーでは予定の追加・変更・削除、コメント投稿など様々な操作で相手に通知が届きます。
知らずに使っていると「え、そんなことまで相手に見られてるの!?」と後から驚くケースもあり得ます。また、通知そのものが多すぎると感じればストレスにもなりかねません。
大切なのは、タイムツリーの通知機能や共有仕様を正しく理解した上で、適切な使い方のルールを決めることです。スクショに関しては相手にバレないとはいえ、先述の通り取り扱いには十分注意しましょう。また、共有相手と「どの程度の変更で通知が飛ぶか」「どこまで情報を共有するか」をあらかじめ話し合っておくと安心です。
タイムツリー自体は安全性も高く便利なアプリですが、使い方ひとつでプライバシーや人間関係に影響することもあります。通知機能と共有マナーを正しく理解し、信頼できる情報源に基づいた運用ルールを整えることで、安心してタイムツリーを活用できるでしょう。
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